札幌≪モルトヘッズ≫の最新情報ブログです。http://maltheads.net コメントがなくても気にしない(笑)。
樽は入れ替わりで出しています。過去分は履歴として残しています。
パン・コーディネイター 森まゆみさんが主催する「パンCafe2017」に、今年も出店いたします。6月18日(日)です。
https://www.facebook.com/events/220038741831505/
★今回のテーマは『カレー大作戦!!』
カレーをテーマに各店がこの日だけのアイテムを用意して
Maltheads はもちろん、カレーと相性が良かったり「インド」に因んだりするビールをご提供します。
1)ノースアイランド・インディアペールエール(IPA)樽生
植民地時代のインドに本国イギリスからペールエールを送ったという起源を持つ「IPA(アイピーエー)」です。
冷蔵庫もスエズ運河もない時代、駐留先のイギリス人へ物資を届けるためには、アフリカの南端を経由し、暑い赤道を2回通って届けなければなりませんでした。通常の造りのビールでは、もちろん腐ってしまいます。そこで、防腐剤の役割も持つホップを大量に使うビールが生まれました。なんとか腐らずにインドのイギリス人も本国のビールを届けられるようになりました。ホップはビールの苦みの元でもあります。従って、出来上がったビールは必然的に大変苦くなりました。それが「IPA」の発祥と言われています。1820年代に生まれたとされています。
このビールがイギリス本国で広まったきっかけで、真偽のほどはさておいて、こういう面白い伝説があります。インド行の船がイギリス沖で難破し、ビール樽が海岸に漂着しました。海岸の住民がそのビールを試しに飲んでみたところ、「なんだこれは? すごい苦いけど、なんか美味いな!」ということで国内にも広まった、というお話です。
さて、20世紀になると本国イギリスではIPAは廃れかけてしまいます。「飲みやすさ」優先でアルコール度数は低下し、「ビター」と呼ばれるパブのエールとあまり変わらないところまでいってしまいました。
しかし、20世紀末にアメリカの西海岸から起こった「クラフトビール」のムーヴメントの中でリバイバルされました。アメリカのホップの特徴である柑橘系の香りを前面に出し、苦みの強さを競うようになります。ビールにおけるホップの使い方を革新的に変化させ、「ダブルIPA」や「ホワイトIPA」など、さまざまなIPAのバリエーションまで生まれます。
そうして今ではすっかり、「クラフトビール」の代名詞的存在となっています。苦みが強くて、柑橘系の果物のような香りがするビール、といえばピンとくるでしょうか? 「クラフトビール=苦い」と思っている場合は、暗にこのIPAのことを指しているといってもいいでしょう(クラフトビールの魅力はそこにとどまらないのですが…)。
シトラスのような爽やかな香りと、強烈な苦みとのギャップ。スパイシーなカレーとの相性もばっちりです。
今回は、江別市の「ノースアイランドビール」のIPAを樽でご提供します。北海道はもとより、日本のIPAを代表する名品です。
2)サッポロ・パーフェクト・クラシック 樽生
「道民還元ビール」としての意味合いも持つ、ご存知「サッポロ・クラシック」。
Maltheads は、サッポロビールから「パーフェクトにビールを注ぐ店」の認定を受けております。
辛口でヒリヒリした舌に、一服の清涼を。
3)ゴッドファーザー・ラガー および スーパーストロング
インドのビールも一つ。「ゴッドファーザー」を2種ご用意します。「ラガー」(Alc.5%)と「スーパーストロング」(Alc6.5%)です。
パンCafe当日は「父の日」でもありますので、お父さんといっしょにご来場されたらぜひ一杯御馳走してあげてくださいね。
4)その他
他に「コリアンダー」を使ったスパイスビールを、いくつかご用意します。こちらは瓶ビールです。
パンCafe2017 概要
◎会場:event space EDiT
◎入場パス 500円 Maltheadsでも販売中です!
※缶バッジ(パンのイラスト入)が入場パスとなります。
※入場パスをお持ちの方は11〜20時の間、出入り自由
◎主催
いいね!農style
パンコーディネーター 森まゆみ
◎お問い合わせ
(株)北海道アルバイト情報社「いいね!農style」
011-223-3533<担当/伊藤>
4周年記念に久々に3タップの樽ビールを繋ぎます。
当店がお世話になっている方々から、札幌=ミュンヘン=ポートランドの樽生ビールをご用意しました!
1)
サッポロ・パーフェクト・クラシック 樽生
Sapporo the Perfect Classic (Draught)
(恵庭市 北海道工場)
パーフェクトクラシックとは?
サッポロビールが公認する「完璧」なクラシックのことです。
グラス洗浄・サーバー管理・サービングなどについて覆面調査をパスした店舗にのみ認定されます。
2)
HUB・ロングルート エール 樽生 Hopworks Long Root Ale (Draught)
(アメリカ オレゴン州ポートランド)
札幌の姉妹都市、ビール天国ポートランド市のクラフトビール。
アウトドアメーカー「パタゴニア」の事業で生まれたエール。環境に配慮して土を壊さずに収穫できるように開発した小麦「カーンザ」種を使い、HUB(ホップワークス)が醸造。
アルコール5.5% ビアスタイル:ペールエール 40IBU
3)
プランク・ヘフェ・ヴァイツェン 樽生 Plank Hefeweizen (Draught)
(ドイツ バイエルン州)
ドイツ・バイエルン州のビール。
酵母をろ過しない(ヘフェ)小麦ビール(ヴァイツェン)。
バナナのような酵母由来のフルーティな香り、苦味がなく
口当たりの優しい甘味が特徴です。
醸造士のプランクさんは2014年に当店に来店しました。
アルコール 5.5% スタイル:ヴァイツェン