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3月6日は2019年の「四旬節」の始まり

本日3月6日は2019年の「四旬節」の始まりです。レントともいう、キリスト復活(イースター)までの断食の季節です。
さて、これだけでピンと来てほしいところですが(笑)、そうです、修道院系ビールの季節と相成ったわけです。
今年の四旬節は4月18日までだそうです。今年はずいぶん遅いようですが、月の暦で決められるためだそうです。旧正月と同じですね。
復活祭までの40日間を断食しイエスの受難を追体験するのでしょう(推定形なのは信者ではないためです)。余談ですが、個人的には今年こそバッハの「マタイ受難曲」にチャレンジしたいところです。
というわけで、トラピストをはじめとする修道院由来の濃いビールをどうぞ。「もう春なのに」などと言わずにね(笑)。

 

ビールも衣替えしています

新入荷のあたりです。細かく入れ替わっています。写真をあまり撮らないのでその情報の更新が鈍っていますが、もう少し頑張ります。
濃厚なビールから、少し春っぽく度数を下げるラインナップです。秋に負けず、春も芳醇な味のビールがおいしい季節です。

ハーヴェスト・ムーン 余市スタイルIPA入荷

ハーヴェスト・ムーン(千葉)「余市スタイルIPA」(ボトル)を入荷しました。

 

ハーヴェストムーンは、千葉県舞浜のファシリティ「イクスピアリ」の一角にある都市型のクラフトビール工房です。ビアテイスターの最高位資格<マスタージャッジ>の称号をもつビール職人達が、ゆっくりと時間をかけて造りあげています。

「サッポロ・クラフト・ビア・フォレスト」にも1回目から「皆勤賞」で来ていただいております。

 

 

 

この「余市スタイルIPA」は、先の8月13日に余市町・登地区で収穫した生ホップを使用しています。ブルーマスターの園田さんがスーツケースいっぱいに入れてそのまま持ち帰り、翌日に仕込みをしました。

 

店主も毎年収穫をお手伝いしております。今年で3年目となりますが、ホップとして優良な品質になっていくのを実感しております。

 

 

ホップの種類は、信州早生と、アメリカ系のホップ(品種不明)の2種類。両者をビタリングに使い、ドライホッピングにはアメリカ系ホップだけを使っています。

 

生ホップ独特の青くてハーバルなフレーバーと、ベリーなどのフルーティーさが感じられます。うっすらとバラのような瑞々しい花の香りもあります。

 

余市の土地の力を、ブルーマスターの職人が引き出した一品。ぜひこの北海道・札幌でお楽しみください。

 

 

 

サンクトガーレン・罰茶IPA 限定入荷

サンクトガーレン・罰茶IPA 限定入荷しました。



神奈川のサンクトガーレンが、毎年4月1日のエイプリルフールに出す冗談ビールの2016年版。

http://www.sanktgallenbrewery.com/news/20160401.html

「エイプリルフールに冗談のようなビールを本当に出す」という企画。2010年の「とりあえずビール」以降、ビールファンの春のお楽しみとなっています。

今年の冗談のターゲットは「ビールの苦味」。IBUという苦味数値が競われる中で、「もっと苦いビールを造っちゃえ」というコンセプトです。

テレビのバラエティ番組で使われる、強烈に苦いお茶 “苦丁茶(くていちゃ)”を使用し、世界一の苦さを追求したビールです。
「IBU値世界一」と言われる「ミッケラーIBU1000」よりも苦い!という売りです。私も「ミッケラーIBU1000」を飲んだことがありますが、舌の記憶ではたしかに「罰茶IPA」の方が苦く感じられました。

この企画の素晴らしいところは、コンセプトは「冗談」でありながらも、ビールは冗談でなくおいしいこと。今回の「罰茶IPA」も、IPAファンであれば間違いなく「おいしい」と唸るビールです。

また、「IBU値」の限界を示す素晴らしいサンプルです。言うまでもありませんが、IBU値は苦味の絶対値ではありません。このビール、残念ながらIBU値は公表されていませんが、おそらく実数値は100以下ではないかと思います。IBU値というものが単純に強い苦味を表すものではない、という好例です。

IBU値の大きいものが苦い、と思っている方こそ、ぜひ体験してみてください。




 

ビール純粋令500周年 特集

ビール純粋令500周年 特集  〜ドイツビールの品質を高めた「ビール純粋令」が2016年4月で500周年



ドイツのビールに関する法律「ビール純粋令(Reinheitsgebot)」。1516年4月23日に制定され、今年が500周年となります。

この法律は、ビールの原料を「大麦、ホップ、水、酵母」に限定しました。その後、法律自体は変わり、現在では小麦やライ麦も使えるようになりましたが、<ビールに「添加物」を加えない>という法の精神は、5世紀経った今でも生きています。

その精神に則ったビールのラベルには、以下の写真のように「ドイツの純粋令に基づく醸造 (Gebraut nach dem Deutschen Reinheitsgebot)」と書かれています。(写真のビールは参考です)



この4月は、「純粋令」ビールを中心に、ドイツビールをフィーチャリングしていきます。詳しくは店内メニューで!

 
 

トゥルーパー330ml、ベアレンライエール、スノーモンキーIPA

限定入荷品の紹介です。



真ん中:アイアンメイデン トゥルーパー Iron Maiden Trooper  [ペールエール
イギリス 4.7% 330ml
イギリスのメタルバンド「アイアンメイデン」公式のエール。ヴォーカルのブルース・ディッキンソンがプロデュース。バンド同様、正統派のブリティッシュエールです。
以前輸入された500ml版ではなく、330ml瓶となり、お求めやすい価格となっています。ビール名は、代表曲「The Trooper」から。




右:ベアレン・ライ麦エール Baeren Rye Ale [ロッゲン]
岩手 5.0% 330ml
ライ麦から造られる「ロッゲン」という珍しいビアスタイル。南ドイツに細々と伝わるビアスタイルで、なかなかこのスタイルを飲める機会はありません。
果実を思わせる豊かな香りと、ライ麦パンを噛みしめているような味わい。


左:スノーモンキーIPA Snow Monkey IPA [IPA
長野 5.5% 330ml IBU80
志賀高原のビアフェス「Snow Monkey Beer Live」のために醸造するIPA定番のIPAよりやや薄めの色合い、ジューシーな味わいと強烈な香り。


 

クイーン公式ビール「ボヘミアン・ラガー」

イギリスのロックバンド、クイーンの公式ビール「ボヘミアン・ラガー」を入荷しました。
代表曲「ボヘミアン・ラプソディ」のリリース40周年記念だそうです。



ボヘミアとは、今のチェコ。ピルスナービールの故郷です。1842年にプルゼニュ(ドイツ語でピルゼン)という街で写真右の「ピルスナー・ウルケル」が誕生しました。これがわれわれがいま「ビール」と読んで真っ先に思い浮かぶ、あの「ピルスナー」スタイルの元祖です。チェコ風のピルスナーを、「ボヘミアン・ピルスナー」ということもあります。われわれが馴染んでいるドイツ風のピルスナーよりも若干色合いが濃く、麦芽の風味が強いのが特徴です。

曲を知っている方なら、歌詞が「ボヘミア」地方と関係のないことはご存知と思います。まあ、ダシャレですね。
最近英米では、ミュージシャンとビールのコラボレーションが多く、その一環と考えてください。日持ちするビールではありませんので、お早めに。少量入荷です。


以下蛇足です。
あんまり商品にケチは付けたくないんですが、ジャケットが違いますよね、これ…。
・このビールの元ネタは『華麗なるレース』
http://ecx.images-amazon.com/images/I/71DG0qA2EnL._SL1411_.jpg
・収録アルバムは『オペラ座の夜』
http://ecx.images-amazon.com/images/I/71IcN1P26eL._SL1420_.jpg

ちなみにおととしは「キラークイーン」という公式ウオッカが出ていたそうです。え?シャンパンじゃないのね…。
http://yuuki-rinrin.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-d553.html

 

冬には冬のビール

ビールは「夏の酒」というイメージがありますが、ビールが夏の飲み物になったのは、その長い歴史の中ではむしろ最近のことといえるでしょう。

19世紀に冷蔵技術が確立されるまで、ビールは日本酒と同じように「寒仕込み」が主流でした。夏の間は腐敗のリスクが大きかったからです。

現在でも古いビールの製法を引き継ぐ、ベルギーの「ランビック」。このビールの仕込み時期は、今でも冬の間のみです。夏休みに見学に行っても、発酵・熟成途中の樽しか見ることができずに拍子抜けします(笑)。

「セゾン」という、やはりベルギーのビアスタイル(ヤッホー・ブルーイングの「僕ビール、君ビール。」で名前が広まりました)は、夏のために造られました。しかし、仕込み期間は冬です。しかも乳酸発酵を取り入れたり、ハーブ・スパイスで風味を付けたりして、飲用可能な時期を延ばしています。「セゾン」とはフランス語で「季節」を意味するのですが、その季節とは夏。わざわざ夏に飲むビール、というのが名称になるほど、夏にビールを飲むのはリスキーだったということになります。

また、今年500周年を迎えるドイツ・バイエルンの「ビール純粋令」では、夏期間の価格の方が高く定められていました。これも、冬の方がビールが造りやすかったからかもしれません。(※9月から4月までを醸造期間と定め、オクトーバーフェストで樽を開ける…という話だと思っていたのですが、改めて条文を確認すると、醸造期間に関する規定はなかったのでした)

ドイツの「ドッペルボック」やベルギーの「トラピストビール」は、修道僧が冬の断食のときに「液体のパン」として飲むことが許されたビールを起源としています。キリストが復活したことを祝うイースターまでの40日間を「四旬節」(プロテスタントでは「受難節」)と言いますが、その時期は断食をしてキリストの受難を追体験します。その期間中でも、ビールを造っていた修道院では、特に濃厚なビールを「液体のパン」として飲むこと(正確には「食べる」でしょうか)が許されました。



修道院醸造所を起源とする、ドイツのパウラーナー社のドッペルボックには、「サルバトール(救世主)」という名前が付けられています。受難をしている修道士たちは、このアルコール度数の高いビールで身体を温め、栄養を取り、まさに彼らの救世主だったわけです。ドッペルボックは修道院内の秘蔵ビールだったのですが、このサルバトールをきっかけとして門外に広まりました。その影響で、ドッペルボックの製品名には語尾に「〜or」と名付けられるのが通例となっています。アインガー社の「セレブラトア(Celebrator)」という名前も、その例にちなんでいます。




今年のイースターは3月27日。つまり2月18日から四旬節に入ることになるのでしょうか(数え方が間違っていたらすみません)。この時期に、敬虔なキリスト教徒を忍びながら、ぜひこれらのビールを飲んでみてください。


 

節分の日 「鬼伝説」で鬼退治

今日は節分。「冬」もやっと終わります(暦の上では)。

今日のために「金鬼ペールエール」を繋いでおりました。節分の日に、落花生代わりにお楽しみください。今回の「金鬼」は、"グレーシア・ネルソンソーヴィンVer."です。


また、旧正月で需要が見込まれるので、「パーフェクト・クラシック」を再開です。2杯目以降のお代わりサービスもあります。

ゲストビールメニュー 更新

ゲストビール 2015年12月12日現在
※少量入荷につき、売り切れ御免です。また、まとめてのオーダーはご遠慮ください。
特徴的な味わいのものが多いので、必ずしも「飲みやすい」とは限りません。レギュラーメニューもお楽しみください。


クリスマスビールが揃いました。
 


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