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ビールも衣替えしています

新入荷のあたりです。細かく入れ替わっています。写真をあまり撮らないのでその情報の更新が鈍っていますが、もう少し頑張ります。
濃厚なビールから、少し春っぽく度数を下げるラインナップです。秋に負けず、春も芳醇な味のビールがおいしい季節です。

ハーヴェスト・ムーン 余市スタイルIPA入荷

ハーヴェスト・ムーン(千葉)「余市スタイルIPA」(ボトル)を入荷しました。

 

ハーヴェストムーンは、千葉県舞浜のファシリティ「イクスピアリ」の一角にある都市型のクラフトビール工房です。ビアテイスターの最高位資格<マスタージャッジ>の称号をもつビール職人達が、ゆっくりと時間をかけて造りあげています。

「サッポロ・クラフト・ビア・フォレスト」にも1回目から「皆勤賞」で来ていただいております。

 

 

 

この「余市スタイルIPA」は、先の8月13日に余市町・登地区で収穫した生ホップを使用しています。ブルーマスターの園田さんがスーツケースいっぱいに入れてそのまま持ち帰り、翌日に仕込みをしました。

 

店主も毎年収穫をお手伝いしております。今年で3年目となりますが、ホップとして優良な品質になっていくのを実感しております。

 

 

ホップの種類は、信州早生と、アメリカ系のホップ(品種不明)の2種類。両者をビタリングに使い、ドライホッピングにはアメリカ系ホップだけを使っています。

 

生ホップ独特の青くてハーバルなフレーバーと、ベリーなどのフルーティーさが感じられます。うっすらとバラのような瑞々しい花の香りもあります。

 

余市の土地の力を、ブルーマスターの職人が引き出した一品。ぜひこの北海道・札幌でお楽しみください。

 

 

 

サンクトガーレン・罰茶IPA 限定入荷

サンクトガーレン・罰茶IPA 限定入荷しました。



神奈川のサンクトガーレンが、毎年4月1日のエイプリルフールに出す冗談ビールの2016年版。

http://www.sanktgallenbrewery.com/news/20160401.html

「エイプリルフールに冗談のようなビールを本当に出す」という企画。2010年の「とりあえずビール」以降、ビールファンの春のお楽しみとなっています。

今年の冗談のターゲットは「ビールの苦味」。IBUという苦味数値が競われる中で、「もっと苦いビールを造っちゃえ」というコンセプトです。

テレビのバラエティ番組で使われる、強烈に苦いお茶 “苦丁茶(くていちゃ)”を使用し、世界一の苦さを追求したビールです。
「IBU値世界一」と言われる「ミッケラーIBU1000」よりも苦い!という売りです。私も「ミッケラーIBU1000」を飲んだことがありますが、舌の記憶ではたしかに「罰茶IPA」の方が苦く感じられました。

この企画の素晴らしいところは、コンセプトは「冗談」でありながらも、ビールは冗談でなくおいしいこと。今回の「罰茶IPA」も、IPAファンであれば間違いなく「おいしい」と唸るビールです。

また、「IBU値」の限界を示す素晴らしいサンプルです。言うまでもありませんが、IBU値は苦味の絶対値ではありません。このビール、残念ながらIBU値は公表されていませんが、おそらく実数値は100以下ではないかと思います。IBU値というものが単純に強い苦味を表すものではない、という好例です。

IBU値の大きいものが苦い、と思っている方こそ、ぜひ体験してみてください。




 

ビール純粋令500周年 特集

ビール純粋令500周年 特集  〜ドイツビールの品質を高めた「ビール純粋令」が2016年4月で500周年



ドイツのビールに関する法律「ビール純粋令(Reinheitsgebot)」。1516年4月23日に制定され、今年が500周年となります。

この法律は、ビールの原料を「大麦、ホップ、水、酵母」に限定しました。その後、法律自体は変わり、現在では小麦やライ麦も使えるようになりましたが、<ビールに「添加物」を加えない>という法の精神は、5世紀経った今でも生きています。

その精神に則ったビールのラベルには、以下の写真のように「ドイツの純粋令に基づく醸造 (Gebraut nach dem Deutschen Reinheitsgebot)」と書かれています。(写真のビールは参考です)



この4月は、「純粋令」ビールを中心に、ドイツビールをフィーチャリングしていきます。詳しくは店内メニューで!

 
 

トゥルーパー330ml、ベアレンライエール、スノーモンキーIPA

限定入荷品の紹介です。



真ん中:アイアンメイデン トゥルーパー Iron Maiden Trooper  [ペールエール
イギリス 4.7% 330ml
イギリスのメタルバンド「アイアンメイデン」公式のエール。ヴォーカルのブルース・ディッキンソンがプロデュース。バンド同様、正統派のブリティッシュエールです。
以前輸入された500ml版ではなく、330ml瓶となり、お求めやすい価格となっています。ビール名は、代表曲「The Trooper」から。




右:ベアレン・ライ麦エール Baeren Rye Ale [ロッゲン]
岩手 5.0% 330ml
ライ麦から造られる「ロッゲン」という珍しいビアスタイル。南ドイツに細々と伝わるビアスタイルで、なかなかこのスタイルを飲める機会はありません。
果実を思わせる豊かな香りと、ライ麦パンを噛みしめているような味わい。


左:スノーモンキーIPA Snow Monkey IPA [IPA
長野 5.5% 330ml IBU80
志賀高原のビアフェス「Snow Monkey Beer Live」のために醸造するIPA定番のIPAよりやや薄めの色合い、ジューシーな味わいと強烈な香り。


 

クイーン公式ビール「ボヘミアン・ラガー」

イギリスのロックバンド、クイーンの公式ビール「ボヘミアン・ラガー」を入荷しました。
代表曲「ボヘミアン・ラプソディ」のリリース40周年記念だそうです。



ボヘミアとは、今のチェコ。ピルスナービールの故郷です。1842年にプルゼニュ(ドイツ語でピルゼン)という街で写真右の「ピルスナー・ウルケル」が誕生しました。これがわれわれがいま「ビール」と読んで真っ先に思い浮かぶ、あの「ピルスナー」スタイルの元祖です。チェコ風のピルスナーを、「ボヘミアン・ピルスナー」ということもあります。われわれが馴染んでいるドイツ風のピルスナーよりも若干色合いが濃く、麦芽の風味が強いのが特徴です。

曲を知っている方なら、歌詞が「ボヘミア」地方と関係のないことはご存知と思います。まあ、ダシャレですね。
最近英米では、ミュージシャンとビールのコラボレーションが多く、その一環と考えてください。日持ちするビールではありませんので、お早めに。少量入荷です。


以下蛇足です。
あんまり商品にケチは付けたくないんですが、ジャケットが違いますよね、これ…。
・このビールの元ネタは『華麗なるレース』
http://ecx.images-amazon.com/images/I/71DG0qA2EnL._SL1411_.jpg
・収録アルバムは『オペラ座の夜』
http://ecx.images-amazon.com/images/I/71IcN1P26eL._SL1420_.jpg

ちなみにおととしは「キラークイーン」という公式ウオッカが出ていたそうです。え?シャンパンじゃないのね…。
http://yuuki-rinrin.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-d553.html

 

冬には冬のビール

ビールは「夏の酒」というイメージがありますが、ビールが夏の飲み物になったのは、その長い歴史の中ではむしろ最近のことといえるでしょう。

19世紀に冷蔵技術が確立されるまで、ビールは日本酒と同じように「寒仕込み」が主流でした。夏の間は腐敗のリスクが大きかったからです。

現在でも古いビールの製法を引き継ぐ、ベルギーの「ランビック」。このビールの仕込み時期は、今でも冬の間のみです。夏休みに見学に行っても、発酵・熟成途中の樽しか見ることができずに拍子抜けします(笑)。

「セゾン」という、やはりベルギーのビアスタイル(ヤッホー・ブルーイングの「僕ビール、君ビール。」で名前が広まりました)は、夏のために造られました。しかし、仕込み期間は冬です。しかも乳酸発酵を取り入れたり、ハーブ・スパイスで風味を付けたりして、飲用可能な時期を延ばしています。「セゾン」とはフランス語で「季節」を意味するのですが、その季節とは夏。わざわざ夏に飲むビール、というのが名称になるほど、夏にビールを飲むのはリスキーだったということになります。

また、今年500周年を迎えるドイツ・バイエルンの「ビール純粋令」では、夏期間の価格の方が高く定められていました。これも、冬の方がビールが造りやすかったからかもしれません。(※9月から4月までを醸造期間と定め、オクトーバーフェストで樽を開ける…という話だと思っていたのですが、改めて条文を確認すると、醸造期間に関する規定はなかったのでした)

ドイツの「ドッペルボック」やベルギーの「トラピストビール」は、修道僧が冬の断食のときに「液体のパン」として飲むことが許されたビールを起源としています。キリストが復活したことを祝うイースターまでの40日間を「四旬節」(プロテスタントでは「受難節」)と言いますが、その時期は断食をしてキリストの受難を追体験します。その期間中でも、ビールを造っていた修道院では、特に濃厚なビールを「液体のパン」として飲むこと(正確には「食べる」でしょうか)が許されました。



修道院醸造所を起源とする、ドイツのパウラーナー社のドッペルボックには、「サルバトール(救世主)」という名前が付けられています。受難をしている修道士たちは、このアルコール度数の高いビールで身体を温め、栄養を取り、まさに彼らの救世主だったわけです。ドッペルボックは修道院内の秘蔵ビールだったのですが、このサルバトールをきっかけとして門外に広まりました。その影響で、ドッペルボックの製品名には語尾に「〜or」と名付けられるのが通例となっています。アインガー社の「セレブラトア(Celebrator)」という名前も、その例にちなんでいます。




今年のイースターは3月27日。つまり2月18日から四旬節に入ることになるのでしょうか(数え方が間違っていたらすみません)。この時期に、敬虔なキリスト教徒を忍びながら、ぜひこれらのビールを飲んでみてください。


 

節分の日 「鬼伝説」で鬼退治

今日は節分。「冬」もやっと終わります(暦の上では)。

今日のために「金鬼ペールエール」を繋いでおりました。節分の日に、落花生代わりにお楽しみください。今回の「金鬼」は、"グレーシア・ネルソンソーヴィンVer."です。


また、旧正月で需要が見込まれるので、「パーフェクト・クラシック」を再開です。2杯目以降のお代わりサービスもあります。

ゲストビールメニュー 更新

ゲストビール 2015年12月12日現在
※少量入荷につき、売り切れ御免です。また、まとめてのオーダーはご遠慮ください。
特徴的な味わいのものが多いので、必ずしも「飲みやすい」とは限りません。レギュラーメニューもお楽しみください。


クリスマスビールが揃いました。
 


※クリックすると拡大します(画像形式)
 

ウエットホップのビール2種

2種類の「ウエット・ホップ」のビール入荷しております。

ひとつは、「サッポロ・クラシック富良野ヴィンテージ 中瓶」。8月26日に上富良野で収穫されたフラノ・スペシャル種のホップを乾燥させずに(ウエット・ホップで)仕込んだ限定品です。

…と説明的に書くとありがたみに欠けるうえに(笑)、もうほとんどの方は缶ではお飲みでしょうから、1枚の写真を添えます。


これは収穫当日、上富良野のホップ畑の写真です。奥に見えるのがまさに「フラノ・スペシャル」です。この写真はお昼前に撮った写真で、「このあと午後から収穫します」との説明を受けました。収穫されたホップはそのまま恵庭の北海道工場に運び、仕込みのスタンバイをしていた工場で、そのまま夜通しで仕込みをするのだそうです。

普通のホップは、収穫して茎から毬花だけを分離した後、巨大乾燥機で8時間ほど乾燥してから出荷されます。ホップはすぐに酸化して品質が劣化するので、この乾燥作業は必須です。しかし乾燥の工程で、揮発的なアロマ成分はいくらか飛んでしまいます。

このままなら「ホールホップ」です。ホール(全体の)状態でビールに使うこと自体も珍しく、通常はさらに細かく粉砕してペレット(錠剤)状に成形したものが使われます。ペレットよりもホールの方が味わいが優れている、と言われます(ルプリンだけでなく花の本体も味に影響するから、という説を聴いたことがありますが、詳しいことは存じません)。

その乾燥工程を経ない新鮮なホップは、「ウエットホップ」や「フレッシュホップ」などと言います。しかし当然、入手できるのはホップの収穫期に限られますし、しかもホップの産地に近いブルワリーでしか使うことができません。日本ではホップ畑自体が多くなく、しかもほとんど大手の契約となっているため、「クラフト」が得意のマイクロブルワリーでさえもウエットホップを使ったビールを造ることは簡単ではないのです。

そのウエットホップを使った「富良野ヴィンテージ」はとても珍しい製品である、といえると思います。さらに北海道限定とはいえ、大規模に流通される商品として造られていることは驚きに値します(キリンの「一番搾りとれたてホップ」は収穫したホップを冷凍してから使っています)。


さらにまた、北海道工場の工場長に直接伺ったお話では、「3年ほど前からウエットホップの使い方を掴んできた」のだそうです。それまではどうしても青臭くなってしまっていたのが、それを抑えることができるようになったとか。

ホップの生育はもちろん、年ごとに違います(今年のホップは、素人目に見てもいいホップでした)。また収穫したホップをその日のうちに使うので、当然収穫の天気にも左右されます(今年は写真の通りに快晴。去年は雨降りだったそうです)。「富良野ヴィンテージ」の"VINTAGE"は、ワインのそれに限りなく近い意味を持っているのです。

そんなことを思いながら、当店でボトルの「富良野ヴィンテージ」をお楽しみください。これは北海道民の特権です。


もうひとつは、イギリスの「ブリュードッグ・ボーン・トゥ・ダイ 27.11.2015」。



数字は賞味期限。つまり11月27日までに飲んでください、というビールです。ウエットホップの香りを楽しむために、超短期賞味期限で造られています。

同様のビールが、アメリカのストーン醸造所の「Enjoy by...」という製品です。これも賞味期限が製品名の一部となっています。上のブリュードッグは、そのストーンの製品にインスパイアされて造られました。

(大瓶のため、少々お値段が張ります。シェアして楽しんでください)
 

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